取穴 フリーアクセス

取穴における注意点

アキュゾーンでは患部や痛みのある場所には取穴をすることはしません。この理由として、患部や痛みがある場所は筋肉の張りが強く、そこに刺鍼をしてしまうとより一層体が反発して筋肉の張りが強くなり、後に違和感や痛みの悪化などを起こす恐れがあるためです。ただ、圧痛点で取穴するような場所は、患者の痛みの訴えがない限りはこちらが探しているので、問題ありません。

具体例を出すと、京門を刺鍼するときに腎エリアの圧痛があった場合、上脳戸で腎エリアの圧痛が取れない際にはまずは照海や申脈などで腎エリアを緩めてから京門を刺鍼します。腰痛患者で腎エリアの緊張が強い人は多く診られると思いますが、そのような時に2穴目でいきなり京門を刺鍼すると針先が動かなくなったり、他の場所の緊張が強くなったりします。そのような時は、きちんと腎エリアを緩めてから京門に刺鍼しなければ圧痛が取れないどころか、逆に全体の筋緊張が強くなり症状の改善は難しくなります。

主にツボの場所を緩めてから刺鍼するものとしては、「京門、帯脈、L5、完骨」です。これらの場所はアキュゾーンでは頻用穴ですので、使い方を間違わないようにしなければなりません。

  • この記事を書いた人

島田正寿

2014年に寿鍼灸院を開業。以来、鍼灸専門で様々な疾患を持つ患者さんを治療している。また、寿鍼灸院での臨床の他、学校教員やスポーツ現場でも活動中。師匠はアキュゾーンセラピーを築き上げた中野雅章先生。

-取穴, フリーアクセス

© 2022 寿鍼会 Powered by AFFINGER5