アキュゾーンにおいて関節可動域の改善を処置するためには、可動域を改善したい患部の触診を入念に行い、それに関わる五大評価の圧痛を見逃すことなく、取り切ることが最重要です。
そして、それらの圧痛が全て除去でいれば、その時点で可動域も改善しているケースがほとんどですが、もし圧痛を取り切っても可動域が改善に乏しかったり、もう一歩いきたいとなった時には、そこに対応するツボを取穴して、痛みが出ない範囲で他動で(術者が)動かしながら可動域を拡げていきます。
一部例を出すと、例えば五十肩ならば帯脈、肘なら完骨or太陽、膝や足関節はL5などです。状況により使うツボは若干異なりますが、基本的にはこのような使い方になります。