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一人で開業をされている方へ

一人開業して、自分の軸が決まって迷いがない方は読む必要はないと思いますが、まだ色々と迷いや不安などがある方はご参考になるかわかりませんが、思ったことを書いてみます。

一人で開業していると、自分の方向性が合っているのか、正しいことをしているのか迷う時があると思います。誰かがいれば別ですが一人で居るとさらに迷いが深くなり迷走します。そんな時は、勇気を持って予約などがなければ休んでみると良いかも知れません。

私の経験上、暇な時はこの先やっていけるのだろうかなど不安が大きくなり、それをどうにかしようと考えて取る行動はろくなことがありませんでした。この時に感じたのは、自分の精神や健康状態が良くないときに思いつくアイデアはほぼロクでもないことばかりです。それを強引に実行するとさらにドツボにハマります。精神的にドツボにハマるのも厳しいですが、経済的にドツボにハマるとなお厳しいです。溺れているのに、ドタバタしてさらに溺れていくようなものです。

人生や世の中にはある程度の流れがあって、良い時もあれば停滞する時もあります。停滞する時があってむしろ普通というか、それが自然です。人間も結局は自然の流れの中で生きていますので当然と言えば当然です。自然の力を考えれば人間の力など到底ちっぽけなものです。その大きな力に逆らうことは不可能です。むしろ、順応させていく方がよっぽど楽です。

良い時はあまり問題はありませんが、強いていうならば周りの人や来てくれている患者さんに対しての本当の意味でありがたい感謝の心さえきちんとしていれば傲慢にならずに成長していけるはずです。反対に停滞しているときは、あれこれと強引に物事を解決させようとせずにじっと耐え抜くことが必要に思えます。耐えられる人ってなかなか強いです。だからこそ、それはなかなか出来ません。私も開業当初の暇な時に、あれこれと甘い誘いに乗って高い広告費用を払わされたり、詐欺にあったりしてお金の面で大変な時もありました。その原因は現状を打破したいがために、耐える時期に無理にあがいたからです。

ただ、不思議なもので停滞する時期を超えるとまたすんなりと物事が進んでいきます。私自身は今現在では底辺の底上げができているので、よほどのことをしない限りは不安もありませんが、おそらく進んで停滞してのサイクルはずっと続いていくものだと思います。今現在でもその繰り返しです。

停滞しているときの過ごし方がとても大切に感じます。停滞しているときはある意味、休む時期でもあります。思いっきり休んだり、好きなことに没頭したりしてリフレッシュをしながら、勉強したり練習したりして次にくる進む時期にしっかりと乗れるように準備をしておきます。この準備こそが大切です。準備がなければ進む時ですら準備がないがために進まなくなります。

停滞してる時は心持ちも大切です。ネガティブなことを考えずに腐らずに、自分の過去を振り返り修正すべき点を見つけて修正していきます。これも準備の一環です。これの繰り返しで徐々に右肩上がりになっていくでしょう。何年も同じ結果でそれ以上に上がっていかない人はそれで満足していれば全く問題ありませんが、現状よりも上を目指すならば準備の期間にもっと準備したほうが賢明です。鍼灸でいえば、セミナーや読書をして知識をつけたり、色々な人と会って話をして経験を積んだり、小さなことでも構わないのでやってみると良いです。

成長しない人は小さなことを軽くみます。成長し続ける人は小さなことこそ大切にします。それは小さなことは簡単そうに見えるけど、小さなことの積み重ねが人として、治療家として大きな魅力になるからです。例えば腹筋を毎日5回するとしましょう。小さなことを軽くみる人は来週まとめて35回しようと考えて、いざその時期になってもやりません。成長する人や強い人はたった5回でも継続して行います。

私は治療家としても、そして人としてももっと成長したいと思っています。まだまだできないことが沢山ありますけど、それでも出来る範囲で積み重ねていきたいと思っています。どんな時でも平常心で淡々と進められる人間になりたいものです。そういう人はどんな時でもプラスに変える力を持っています。いろんな方とお付き合いさせて頂く中でそう感じました。

もし、私の体験が現在悩んでいる方のプラスになれるならば幸いに思います。

  • この記事を書いた人

島田正寿

2014年に寿鍼灸院を開業。以来、鍼灸専門で様々な疾患を持つ患者さんを治療している。また、寿鍼灸院での臨床の他、学校教員やスポーツ現場でも活動中。師匠はアキュゾーンセラピーを築き上げた中野雅章先生。

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