アキュゾーンセラピー

当会のセミナーでお伝えしている鍼灸治療はアキュゾーンセラピーという治療方法です。

アキュゾーンセラピーとは

アキュゾーンセラピーとはアメリカのニューメキシコ州で開業されている日本人鍼灸師の中野雅章先生が考案された革新的な治療方法です。

元々のルーツとしては、キー子スタイルを考案された松本岐子先生を中野先生が師事し、自身で治療をしていくうちにいつの間にか独自の方法になり結果が出ていたというものです。そのため、キー子スタイルがルーツですし、キー子スタイルは松本岐子先生が長野式を考案された長野潔先生を師事して長野先生は脈診を基本とされていたそうですが、それを腹診をはじめとした触診に置き換えて出来たものと聞いております。なので長野式治療法やキー子スタイルの要素も入っています。

また、中野先生のことを少々紹介致しますと、中野先生はニューメキシコ州のラスクルーセスというアメリカの中ではかなりの田舎と言える地域で開業されること30年以上になり、先生のクリニックには1ヶ月に約300名以上の患者さんが訪れています。今でこそ、それだけ素晴らしい結果を残して活動されていますが、そこに至るまでは様々な苦労があったそうです。

また、アキュゾーンセラピーの良さを広めるためにアメリカ国内ならず、スイスやオーストラリアでもセミナーを開催しています。もちろん、日本でも年に1〜2回ほどセミナーを開催しています。

ただ、アメリカで活動している中野先生は日本でのセミナー開催は年に1〜2回ほどが限度でありますので、それ以外の期間で技術や知識を向上させるために中野先生より日本国内で唯一の指導員認定を受けた寿鍼会の代表である島田正寿が技術を伝える活動をしており、島田自身も中野先生を師事しアメリカのクリニックにて研修も定期的に行っています。

アキュゾーンセラピーの特徴

アキュゾーンセラピーはどのような疾患でも、複数ある訴えだとしても、全ての症状を7本以内の鍼数で処置をするということが最大の特徴です。

もちろん、全ての症状を7本以内で治療するということは1本1本の精度がとても大切であり、かなりの技術を要するものではありますが、鍼治療は体に微細な傷を作り、それによる生体反応を利用して治癒に導くものであるため、鍼数が多ければ多いほどに患者側としてはそれだけ生体反応が起こるために体力的な負担を強いられます。全ての症状を7本以内で治療することができれば、体力のない高齢者や基礎疾患がある人への治療も行うことができ、適応者の幅が広がりますし、当然ながら術者の負担も減りますので一石二鳥です。

また、標本兼治の治療でもあります。アキュゾーンセラピーは触診の際に全ての疾患の根本原因となる5つの部位の触診ゾーンがあります。その5つの中から主訴と繋がりうる部位を選んで、主訴の部位と5つの選んだ触診ゾーンを触診して圧痛を検出していきます。アキュゾーンセラピーにおいて"標"とは主訴部位の触診のことで、"本"とは5つの触診ゾーンのことを意味します。

そして、触診で見つけ出した圧痛を、アキュゾーンセラピーで使用する24穴の中から適宜選択して8本を超えないように1本1本丁寧に取穴して全ての圧痛を取り除いていきます。

多くの鍼灸治療は術者の主観での評価になりますが、アキュゾーンセラピーでは触診して圧痛を見つけ出して、その圧痛を取り除いていくために術者はもちろんのこと、患者側も圧痛が取れたかどうか自分の体を通してわかるために双方で改善したか否かを評価できますので、患者側もきちんと圧痛を取り除くという結果を出せればその効果に納得してもらえます。そのため、治療にも積極的になる相乗効果も現れるために総合的な治療効果は高まります。

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